ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > 血塗れの足で

ゆぅの部屋


[366] 血塗れの足で
詩人:ゆぅ [投票][編集]

この場所で
何度も
抱き合った頃‥

擦れ違う事に
疲れても

迷わなかった
失わなかった

純粋な心
閉ざしてからは
逆様な世界

彷徨って
戸惑って

貴方からの
sign
見逃して

気付かずに
私は、
殻に籠ったまま

動けずに
泣けずに
叫べずに

割れた
硝子の上を

裸足で
歩いてる‥

貴方が
見えるなら、と

血に塗れた
足で、
歩いてる

2005/04/10 (Sun)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -