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ゆぅの部屋


[493] 虚夜
詩人:ゆぅ [投票][編集]

電話さえ
もう
掛からない

飛び出した
貴方は
闇に消えたね

素直に
なれないまま
夜が
深まって

我儘しか
言えなかったと
今日を
悔やむんだ

泣かない様に
笑った

笑う事で
涙を
隠したかった

そして また
貴方を
傷付けた‥

掠れた
声で
叫んだけれど

貴方は
振り向かずに
消えたね

孤独と
淋しさだけが

夜に
虚しく響いた

2005/12/08 (Thu)

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