ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > 百年の恋の終わり

ゆぅの部屋


[608] 百年の恋の終わり
詩人:ゆぅ [投票][得票][編集]

あの頃に
もう戻れない

君の事を
愛していたのは
確かで

誓いの言葉に
嘘など
無かった‥

君との未来に
全てを
賭けていたから

変わらない
風景に
嫌気がさしても

先の見えない
砂漠を
歩いてても

光がない
暗闇の中でも

君がいれば
何でも良かった
若い頃は

わたしも君も
年齢を
重ねたのに

あの頃描いた
未来に
歩いてなかった

だから
君とは別れた

百年の恋も
冷めてしまった
未来に
辿り着く前に

2008/12/07 (Sun)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -