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ゆぅの部屋


[734] 朝帰り
詩人:ゆぅ [投票][編集]

肌と肌なら
傷付け合わない

ふたつの躰が
ひとつに
溶け合うならば

言葉よりも
上手に
会話してくれる

ねぇ私たち
何度抱き合った?

天井の鏡に映る
ふたりの姿

こうして"隣り"を
あと何度
独占、出来るだろう

足を絡めて
手は繋いだまま
眠る癖

嫌がらずに
あなた
抱き寄せてくれる

こうして同じ朝
あと何度
迎えられるだろう

2009/02/02 (Mon)

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