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ゆぅの部屋


[753] 思い出
詩人:ゆぅ [投票][編集]

例えば
BVLGARI blackの
匂いだとか

通い詰めた
店先や
真夜中の国道

今は、もう
他の人と
通る交差点でも

君の面影
至る所に在って

私、まだ
完全に忘れる事も
出来てない

愛してた
私の全てを賭けて

君だけを
愛してたのに

君の言動を
憎んで
愛を捨てたのは私

あの日、
償う事もせずに
歩き出した

罰なんだろう
今さら、
思い出すなんて

戻りたいとは
思わない
もう、あの頃には

ただ、時々
君が愛しかったと
思い出す

2009/02/12 (Thu)

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