ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > 眩暈の香り

ゆぅの部屋


[82] 眩暈の香り
詩人:ゆぅ [投票][編集]

君の体中から
溢れてくる匂いに
眩暈がする

倒れそうになるぐらい
君の香りは、
私の細胞一つ一つに
浸透してくるの

髪の間から匂う
石鹸の香り

首筋に頬を寄せれば
香水の甘い匂い

抱き合った後の
汗の匂い

こんなに愛しい香り
他の誰かじゃ
味わえないんだ…

抱きしめられるたびに
私の腕や躰に
君の香りが残るから
また眩暈覚える

こんなに
気持ち良い匂いを
他に知らない

いつまでも君の香りに
酔い痴れていたい

2004/06/12 (Sat)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -