ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > 夢か幻か

ゆぅの部屋


[9] 夢か幻か
詩人:ゆぅ [投票][編集]

例え現実でも
朝が来れば夢に似る
もぅ夜明け間近
「この夜が
明けなければ良い」
そぅ思った…

その瞳で、声で、
私を揺らさないで。

夢か幻か
そのどちらでもない
現実ならば
そぅ、この想いも
変えようがない事実…

洋服に移った
強い香水の匂いさえ
まだ忘れてない
「夜の数が
忘れさせてくれる」
そぅ信じて…

その瞳を、声を、
頭の中から消して。

夢か幻か
そのどちらでもいい
逢えるのならば
叶わぬ想いと
忘れられぬ
夜だけが残る…

夢か幻か
そのどちらでもない
現実ならば
報われぬ泪も
胸の傷も癒えて、
また渇く…

2004/08/24 (Tue)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -