ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > ひとりよがり

ゆぅの部屋


[941] ひとりよがり
詩人:ゆぅ [投票][編集]

あなたがいたから
余りにも
静かだったから

声も出せずに
泣いた

あなたから
手を繋いだ事は
一度も
なかったし

抱きしめられた
記憶も
ベッドの上だけで

あなた優しいから
私のこと
突き放せなくて

理由もないから
拒めなくて

断れなくなって
恋人に
なったんでしょう

あなたの気持ち
一度だって
聞かされてないし

どうして
自惚れてたんだろう

もし、今
別れを口にしたら
本当に
そうなりそうで

こんな不安が
付き纏う
あなたとだったら

ひとりよがり
本当、
馬鹿みたい

2010/01/24 (Sun)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -