ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > 虚しい夜に

ゆぅの部屋


[945] 虚しい夜に
詩人:ゆぅ [投票][得票][編集]

好きなのも
傍にいたいのも
本当は
私だけかもしれない

一生懸命だよ
あなたといたいから

真剣なんだよ
冗談みたく笑ってても

泣くのは独りでいい
だけど、
ちゃんと知ってて欲しい

我侭は言うよ
自信なんてないよ

本当は、いつも
不安だし怖いんだよ

好きなんて
言われた事ないし

追い掛けるばかり
時々疲れるよ

置いてきぼりで
帰ったまま
電話も何もないなんて

薄情なのか
自分勝手なのか

最初から知ってたし
もうどっちでも良いけど

それほど
大事にも想われてないって
よく分かったよ

雨も降ってきたし
この際だから
文句でも言ってやろうと

リダイヤルしてみたけど
声、聴いたら
何も言えなくなった

2010/05/10 (Mon)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -