ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > '00

ゆぅの部屋


[959] '00
詩人:ゆぅ [投票][編集]

どうすればいいのか
分からなかった

幼かった
初めてだった

離れていく心を
指を咥えて
見ていた訳じゃない

泣いて叫んで
何度も縋り付いた

失敗だったと分かって
独りで泣いた

笑って気に入られようと
媚を売ってみた

それでも
あなたの心にはもう
私の何もかもが響かないんだと
分かっただけで

惨めだった
悲しかった
本当に好きだったから

でも本当はね
ずっと前から気付いてた

恐かった
さよならするXデーが
いつも
すぐ傍にいたから

2011/09/09 (Fri)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -