詩人:色彩 | [投票][編集] |
君が見てる
僕を見てる
夜になる
僕が見てる
君を見ている
目を合わさず
髪の毛
黒い
淡い
目の色
覚えているよ
初めて見たんだ
白いあの光
君が見てた
僕を見ていた
僕の目を
僕が見てた
君を見ていた
目を合わせず
夜の中で
過去がそっと
今になる
目を合わせず
君を見ている
夜の中で
過去はそっと
今になった
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この広々とした静けさは
蓄積された思考の寂しさと知る
花は散って清流に流れ
尚も乱れ落ちる美しい短調達
あぁ
目覚める雲巻きの夜よ
黒衣の男を思い出すんだ
あそこでは月が消え星だけが輝き
氷る湖を見渡して笑うんだろ
細く長いしなる枝の様な手や足
肩まで伸びた夜色の黒髪
きっと感覚すら靡かせて
爪先から降りたつように沈むその様
美しさに見とれるのは若き王か
そう
それは一緒輝く塵
瞬発を捉えぬ
驚きもなく
喜びも無い
現世
この雲竜靡く静けさの中
思考は花と共に流れ
大宇宙のどこか
風は王の短調を乗っけている
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素敵な音楽が鳴って
無邪気な笑顔見せてよ
世界は色彩に溢れ
きっと誰かと巡り会う
そこから僕を選んで
もう一度僕を選んで
知らない僕を見てよ
変わらない僕も居るから
もう一度君を教えて
もう一度君に会いたい
あれから部屋に居たけど
街までのバスに乗るから
色彩の世界へ
色彩の世界へ
色彩の世界へ
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海に沈みたいよ
流れた黒い石
洗濯機が壊れて
電化製品が僅かに渦巻く音を聞いた
海の中で漂ったり
消しちまいたいよこんなニヒリズムは
深海魚に食われて
深海魚に混ざった
深海魚に食われて
深海魚に混ざった
海の中をさまようけど
消えぬニヒル
なぁ
洗濯機が壊れて
電化製品が僅かに渦巻く音を聴いた
repeat