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色彩の部屋


[18] 月光
詩人:色彩 [投票][編集]

君は

焦らず

静かに

輝く


揺らめいた

夜の海が

君を吸収する


波が

水面に

君を乱反射させる


僕は

変わりゆく闇を見つめる

君の光が届かない所

その部分を見つめる


ぼんやりと

視力だけを残して

思考は

思考は考える事を止める


時間が

当たり前の様に流れ

僕は誰かの風景の一部になる


君は輝き

四十億年もの孤独を尚も好む




2008/01/26 (Sat)

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