前向きに



　　　　生きる



　　　　　　コツは、






　　　　いろんな向きに




　　歩いてみることだ。

『風を 待つのでは 、 ありません。』


あなたが 変わる 、ならば


わたしは　その 愛し方 、を


覚えるだけ

うつ伏せで眠るふりをして

この星を抱き締めて泣いた



全て与えられたものだというなら


私はいっそバカになって

不可能を理解不能にして

サンダルを裏返し

左目を腕捲りして

台所から出かけよう



明日から醒めるまで平日休暇







この宇宙[ソラ]の何処かに



僕を引き止める綱はあるのかな







もしあったら生きてやろう







それより、探してみるか。



「生きる」「死ぬ」以外の











そろそろ、会いに行こうか。









道を選ばずに




道に選ばせて






僕は手を引かれて






















運命とは後付けだと言って、？








笑って？











結末でも過程でもない






あなたに逢いたい

触れたら崩れてしまうなら


もう全部は言えなくていいよ
全ては解り合えなくていいや
知り尽くせないままでいい

完璧な一つに
ならなきゃいけないわけじゃない

嘘泣きも作り笑いも
自分か誰かへの優しさなら
もう無理に消さなくていいよ

声にならないままでいい

明日にならないままでいい

ただ
心の涙の音
気付けるようにさえ
してもらえるなら

こころはみえないばしょでいいや

あなたはあなたのままがいいや

自分で自分を責めて
誰が悪いか探すのはもういいよ


自分を責めた自分が悪いんじゃなくて


自分を受け止めた自分が偉いんだよ


そうでしょ？


泣きながら責めた自分がいたなら


黙って涙して責められた自分がいた



人って弱いから、さ、

「情けない」なんて思うなよ



それでいんだよ




また笑っていんだよ

「手を繋ぐ」
それだけで伝わるものを

言葉は運べずにいる


「涙する」
それだけで溢れるものを

言葉は運べずにいる


「息をする」
それだけで震わすものを

言葉は運べずにいる


「　　　　　」
それだけで響くものを

言葉は運べずにいる



　でも、



「ありがとう…。」
それだけで運んだものを

言葉は知らずにいるのかもしれない



「君がいる」
それだけで照らされる僕を

君が知らずにいるように







　知らぬ間に

　　　　　　　知らぬ間に

何方か運んで下さったんです、





「今」

それだけでいとおしい今を


私は今日まで知らずにいました

難しく考えて固まるより
自分ブランドあっさり壊して
恥かいて始まる物語
飛び越えて掴まる虹へ
瞬きを焼き付けていくから
脱ぎ捨てて進め

この一歩が
地球を転がしてゆく
この一拍が
私をつくってゆく



��光る汗、星に帰れ。��



弓なりのトルソーが
成層圏のゴールテープを切るまで

生きてることに精一杯で


もうそれだけに夢中でした

「たくさんの約束を破ってきて今

私はここに立っている


何人もの嘘吐きの私が

今の私を繋いできた



そう思うと許せなくなる



そう思うと弱くて償いたくて



…棄てたくなる。」




そう言って　君は君を


終わらせようとした───



















…でもさ、





きっと、




僕ら何処かでお相子なんだ。







嘘を吐いた君に




針千本飲ませなかった僕は




もう立派な嘘吐きなのだから

孤か独か

どっちかが僕で

どっちかが君だったらいいのにな