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なってくるの部屋


[168] 潮風
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生涯の終わりというのは
きっとこの心地だろう

失われていく意識の中で
最後に焼き付けるこの世の

触りが生温くて、芯が冷えた風


大切だった仲間
いつもまでも続くみたいに
今日もふざけたノリで

終わりに向かっていく夏の夕焼け
優しく目を細めた水平線
約束された、さよならの匂い

2014/02/08 (Sat)

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