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中村 休落の部屋  〜 新着順表示 〜


[22] 休息
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もう少しの間だけ、僕は休むね。突然の突風に吹かれて、君を守りたい…。
僕はつかれてて、君を守ることだけで精一杯なのだけど…。
愛されれば、愛することだけでも。僕は、つかの間の休息を、とろう。

2014/06/29 (Sun)

[21] 娼婦
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信じなきゃ私はだめになる。あの男(ひと)が私を受け入れてくれる。
優しく言葉かけてくれる。ねぇ、いつの日か、私は自由を手にすることができる
だろうか?
母親が死んだの…。私の周りにはもう、誰一人いやしない。
君だけに本当のことを伝えよう。私達は、今でも何かを信じながら生きている。
だから、あなたさえ幸せなわけでわなくて…。僕も自由を求めた。
今だけは、僕は君を信じたい、幸せになろう。君の言う自由も、二人となら見つか
るはずだろう?死にたいわけじゃない、でも生きていけない時もある。
僕は君に恋をした。生きてもいいはずだろう。何だって幸福なものさ、
また、道を歩いて。

2014/06/29 (Sun)

[20] エデン
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あたし達は、こんな世界嫌だって思うの、
でも、愛されたいって思うこともあるの。明日は晴れるのかな…。?
生きなきゃ奪われてしまう…。そんな気がする。
だから、私は生きたのに、もう、何もありはしない。
楽園を探してる。誰の傷も癒えて、誰も傷つくことのない…。
そんな世界に私は行きたい。
旅人よ、世界をうらむなかれ、イカダを作り果てしせず…。
もう、冒険は終わりにしよう、こんな世界に奇跡はおこらなかった…。
あの笑い声なんかも、下らなく思えてくる。あの笑い声も。古えの祠へと…。
楽園はあるか!! 私達が思うのは、子供たちが笑ってすごせる
世界が欲しいって事! 僕らは夢みてる、エデン。


2014/06/28 (Sat)

[19] name
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僕の名前はかわってて、読みにくいんだけど、君にも読めそうもないと思うんだけど…。
初めから僕の人生なんてなかったんだ、だって名前が変じゃない…?
初めからなかったんだ、僕の人生なんて。

2014/06/28 (Sat)

[18] 白(しろ)
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ささやかな祈りを、私たちはただ、両親の幸福を願っております。生きとし
生ける物達へ、私はただ幸福になりたいのです。
あの 春雨の後でちかった願いを、今もおぼえています。私は、立派な大人へと成長
できました。実のりの秋には同じく、手をとり、散歩しましょう。


2014/06/26 (Thu)

[17] 悪魔
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何もかもを奪っていった魔人が、仲間たちと抱き合っている。魔人は悪魔
とも言えようか…。その悪魔を退治してほしいと、男が、武闘家に頼み出た。
男には想いをはせる女もいなくて、ただの一人身の男だった。
武闘家は言う。「悪魔なんていやしない」と、男は心を病んでいたらしい。
抱擁する悪魔、何とも言いがたいものである。

2014/06/26 (Thu)

[16] セピア
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あやまちを犯していた死に人(しにびと)は、処刑人(しょけいにん)と遠い昔から知り合いだった。
明る日 死に人は自殺して、次の日、そのことを処刑人は知った。
死に人が知っていた事は、愛することで、処刑人との間には友情があった。
その本を読んで僕は、この本を読んで自殺した女性を知っていた。
その女は処刑人に似ていたようだった、なぜだか僕は、死に人の犯したあやまちを受け入れることができた気がした。明日、僕も自殺したい、そんな思いにかられて
学校のベランダに立ってみた。死に人はささやいた。君はいきるべきだろう。
死ぬ事も生きる事もなぜだか、思いが宙に浮いていて、死に人は、処刑人の事
を愛していたのかもしれない。愛と欲望の闇の中で、僕らは生きていると
あの、処刑人に似た女(ひと)は書き残すのだった。
意味合いの局面では、同性の愛情もあり得ると学者は悟した。愛とは分からず
に、少女は泣いていた。僕は思う、君が好きだから、よりそいたいんだ。



2014/06/22 (Sun)

[15] ナイフ
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春には、流した血を床に垂らして、
夏の風。僕はどこへ向かうのか。
自らの命の果てに。
秋の紅葉との終わりに、僕は自殺するー。
「生きることをやめてしまえば」と、何度も思いながら、
冬はおとずれ、ただ、これだけの命は眠りにつく。
Oh 何人ぞ知るよしもない我苦闘を、今結ばん。決して死を恐れて
はいけない我名は休落、戦いの日は近い。




2014/06/22 (Sun)

[14] 望(のぞみ)
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ただ、私の名前を呼んだのは、母親だけだった。
何かしらの事故で、あの子は足をうしなった。
一番の喜びは、名前を呼ばれることだった。
もう、生きる事はできない、そんな気がしてる。
何もかもを望んではだめよ、それだけは言っておきたい…。
あなたは何で、私を絵がくの?

ーその話しを聞いたとき、僕はひどく共感したものだったー。


2014/06/19 (Thu)

[13] 狂人の知
詩人:中村 休落 [投票][編集]

まだ、ずっと昔、私が産まれてきたころの事なんだけど…。
あたかも悪魔のように、私達をおとしいれていた奴がいたんだけど。
そいつは、ずっと昔に、少女をゆうかいした事があったらしくて、
意味のないことを、ずっとさけんでいたらしい。
その男が、私の前でこう言ったんだ。「あした、勇気があれば、この指輪を君に
あげよう。またここにおいで…。」その男とは、それ以来、会っていないけれど確かにあの指輪
は欲しかった。何かしらの理由があって、あの男は自殺したらしいけど、僕は思うんだ、
生きればいいだけなんてウソなんじゃないかって。その男は後に、新聞にのってたらしかった。
あの指輪は盗まれたものだった。何年か経って僕はその指輪を手にした。
その理由(わけ)は、さよならを意味していたのかもしれない。さよならと…。
さよならと言いたかったのだろうか…。


2014/06/19 (Thu)
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