詩人:奈桜 | [投票][編集] |
あの人は影のように
どんなに どんなに
離れても
私を追ってくる
執拗につけまわす
笑顔の裏に濁った
汚い物が
見え隠れする
嗚呼 鬱陶しい
消えてくれたら
いいのになぁ…
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大好きな海
あなたと行ったこと
なんかないのに
頭にあるのは
あなたと海にいる
ところばかり
はしゃぐ私
追いかけるあなた…
何故なんでしょう?
もう傍らにすら
いないのに
海と同じように
あなたはいつまでも
私を惹きつける
詩人:奈桜 | [投票][編集] |
運命を信じなかった
あなたを恨むのは
いけないことですか?
赤い糸を断ち切った
あなたを憎むのは
間違っていますか?
それでも
私はあなたを
忘れられません
何をしても
頭から、心から
あなたはいなくなって
くれません
「愛してる…」
今でも夢の中で
愛おしそうに
私を見つめて
そう呟きます
どうしたら
あなたはいなくなって
くれるのですか?
早くいなくなって
くれないと
私の心は涙の海で
いっぱいになって
溺れて
死んでしまいます
お願いだから
これ以上苦しめないで
もう運命と
赤い糸は
二人のあいだに
存在しないのだから…
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冷めた目で
全てを見てた
体を欲して
寄ってくる奴ばかり
自分の価値は
そこにしかないと
思っていた
好きでもない奴に
抱かれながら
優しさや温もりを
感じていた
全て嘘だと解ってた
だからいつも
朝を迎える度に
心が引き裂かれそうで
涙をこぼしていた
だけど汚れていく程
心の感覚が鈍って
いった…
痛みも感じないから
喜びも感じない
もう涙も出なかった
そんな人間になって
いた
そんな時
君に出会った
君は私を見て
切ない顔をしたね
同情なら要らないと
思った
他の奴らと同じ目的
だと思った
でも違ったよね
君だけは違ってた
痛くてどうしようも
ない私を
君は救ってくれた
ちゃんと見てくれた
だから今の私が
此処にいる
ありがとう…
本当に、本当に
ありがとう
君に出会わなければ
何も解らなかった
「あの頃」
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あなたに出会えて
私は本当に幸せです
あなたと出会って
生まれて初めて
心の底から
「女に生まれて
よかった」と
思える様に
なりました
表に出してくれる時は
少ないけれど
あなたの言葉
一つ、一つに
大切にされている事を
感じます
本当にありがとう
偶然という運命が
あるのなら
その全てに
私は感謝せずには
いられない…
詩人:奈桜 | [投票][編集] |
神様が
もし いるのなら
私の質問に
答えて下さい
彼はどうしたら
振り返ってくれる
のですか?
私達のあの日々を
あの気持ちを
彼はどうしたら
また私を見つめて
笑ってくれますか?
あの頃のような顔で
彼はどうしたら
また人を信じられる
ようになるのですか?
一緒に過ごしていた
時のように
どうか教えて下さい
この限りある命の中で
もう一度 彼に
「私の素敵な彼」に
会わせて下さい
この想いが届くなら
他には何も
いらないから…
詩人:奈桜 | [投票][編集] |
ねぇ
これが遊びだと
したら
何もかも忘れる程
激しく愛してよ…
そうじゃないと
どうしても
苦しくなってしまう から
その事実から
目を背けたく
なってしまうから
今だけは
あなたに愛されてる
幻想が欲しいの
いつか終わる事は
解ってる…
でも この瞬間だけは
夢心地に
させていて…
詩人:奈桜 | [投票][編集] |
ずっと…
あなたの笑顔を
見ていたかった
たまにしか笑わない
あなたの大事な笑顔
笑顔だけじゃなくて
泣き顔も
遠い目をしたときの
あの顔も
すべてを
愛していたよ…
自分から突き放して
終わりにしたのに
どうしてこんなに
愛してやまないの?
どうしてこんなに
愛しているの?
きっと離れなければ
わからない程に
愛されていたんだね…
私のほうが
愛していると
ずっと誤解していた
よ…
あなたの方が
何倍も
たくさん
愛してくれて
いたのにね…
今さら気づいて
愛したところで
もう遅いかな…?
例えそうだとしても
私は変わらず
前よりも深く
愛し続けるよ
だってこんなにも
あなたは私の心を
揺さぶり続けるの
だから…
詩人:奈桜 | [投票][編集] |
今すぐ 会いたい…
抱きしめて欲しい
あなたの指も
髪も 声も
何もかも
すべて
私だけのものに
したい…
誰にも触れさせ
ないで…
ずっと ずっと
私だけの
あなたでいて…
大好きなの
愛してるの…
この想いは
あなた以外じゃ
満たせない
あなた以外じゃ
足りないの…
詩人:奈桜 | [投票][編集] |
ねぇ 待って…
置いていかないで
私はあなたが
こんなにも
大好きなのに
一緒にいれないの?
側にもいれないの?
こんなに
愛しているのに
あなたは私を
好きと
言ってくれるのに
どうして
置いていくの?
もう二度と
会えないかも
しれないのに
もう二度と
触れられないかも
しれないのに
私は平気で
いられないよ…
あなたを近くに
感じてないと
心が死んでしまうよ…