詩人:トリ | [投票][得票][編集] |
さっきから
ため息ばかり
私みたいな子は
うんざりだって
顔してる
嘘くさい
愛の"台詞"は
もう聞きたくないよ
側にいるのに
遠すぎる
楽しい思い出は
あまりに鮮明に
残ってて
これじゃ前には
進めない
こうなるはずじゃ
なかったのにな
二人の永遠を
信じたかった
いつから私たち
変わってしまったの?
あの時の二人は
もういない
眠そうに
あくびを一つ
私のことなんて
興味ないって
顔してる
さっきから
メールばかりね
誰に返してるの?
引き返すには
遅すぎる
ねえ 分かってる?
当たり前のように
過ごしてる
この退屈な
退屈な時間は
もうなくなって
しまうのよ
こうなるはずじゃ
なかったのにな
あなたしかいないと
信じたかった
いつから私たち
歪んでしまったの?
あの時のあなたは
もういない
だから さよなら