この消せない痛みを忘れたくて忘れたくて傷だらけの心臓なんか見たくもなくてずっと 目をつぶってたある日 ふと思い出そうとしたんだ目を恐る恐る開けてけど目の前にあったはずの"それ"は なくてあれ?どこ行ったんだっけ心の奥底開いてあちこち探してみたんだ見つけた記憶は 錆びていてなんだか古びた映画でも観てるような映像で心臓にあったはずの傷跡は少しも痛まなかった
[前頁] [トリの部屋] [次頁]