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トリの部屋


[8] あの頃書いた詩
詩人:トリ [投票][編集]

あの頃書いた 詩
つたない文で 雪の魅力を
ただ純粋に 書いている
“雪の魅力”
テーマはそれだけ
たった それだけ

今の私が書いた 詩
感情を込めると 愚痴
冷静に書いても 論文

大人になると
きちんとした文が書けるようになる
ただ それだけ

“きちんとした”というのは
テンプレートのようなものであって
すなわち 言葉の自由が効かないことが多々ある
ハイ、論文

まったく大人というものは
つくづくツマラナイ
上っ面だけの文に 吐き気がする
ハイ、愚痴

まるで八方塞がり

ねぇ、あの頃の私
あなたはどうやって
この言葉の海を泳いだの
言葉の星が散らばる空を
自由に羽ばたいていたの

2014/04/30 (Wed)

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