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ねじまきうさぎの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] SPACe.
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この空間

あたしには狭すぎるわ

羽を広げるには

貴方と手を

繋ぐには

2006/01/05 (Thu)

[2] LoveYou
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愛していると

ただそれだけなのに

貴方の前だと

どうして言えないのだろう

無意味な言葉の羅列だけが

この口を動かす

2006/01/05 (Thu)

[3] 夢幻泡妖
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そうね今宵も
天使と悪魔のダンスパーティー
けして交わることの無い二色が
手を取り合って踊るのよ
嗚呼 なんて素敵。

白と黒が円を描いて消えてゆく
残像を 残して頂戴
ワイン片手に眺めるわ
嗚呼 なんて綺麗。


白と黒が交わり離れて

愛おしい程 熱を持つ


でもね、 嗚呼。
曲が終われば全ても終わる
今宵も全て夢うつつ
舌に残るワインの味だけが
夢でなかった事の証明となる

嗚呼 だから
今宵も私は夢うつつ。
天使と悪魔
白と黒の残像に目を凝らす

2006/01/05 (Thu)

[4] Rafu×RAfu×RAFu
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傷つけることは

あっけないぐらい簡単

だけどその逆は

涙が出るぐらい、難しい

だから俺は笑うんだ

笑顔は勇気をくれると

知っているから。

2006/01/05 (Thu)

[5] 絶望±希望
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偽りの仮面を剥がして

初めて見たものが絶望で

耳を塞いでいた手を外して

初めて聞いた言葉が希望でした。


なぜあたしは

両方手にしてしまったんだろう

2006/01/05 (Thu)

[6] 、...?
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それは四六時中。

形の無い何かに
ずっとあたしは追い掛けられる

逃げ切る事はきっと不可能

それはたぶん
あたしという存在が
この足に絡まっている砂にまみれ

消えるまで続くのだろう

2006/01/06 (Fri)

[7] 執着心
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楽しい事や辛い事

みんなみんな消えてなくなれば いいのに。

そうすればきっとなくなる

あたしがあたしであることの

執着 が。

2006/01/06 (Fri)

[8] START or END
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歯車が廻り始めた

始まりの歯車か

はたまた

終わりの歯車か

ノアの箱船のように

僕等をさらってゆく

2006/01/06 (Fri)

[9] 弱肉強食
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「それ」は
ほんの一瞬

「それ」は
まばたきすら
許さない


あたしが
あなたに食べられるまで


「それ」は一瞬

ほんの 一瞬。

2006/01/06 (Fri)

[10] 悪魔の天使
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「天使は嫌だ」と
あなたが言ったから
あたしは悪魔になったの
涙を流しながら
大切に手入れをしてきた
自慢の白い羽を捨て
悪魔に身を売ったのよ

なのにどうして
なんであなたは
黒じゃなくて
白を選ぶの?

嗚呼
なんだかあたし
心まで黒に染まり
天使だった記憶まで
無くしてしまいそう

2006/01/06 (Fri)
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