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凜一の部屋  〜 投稿順表示 〜


[192] だいっきらい
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だいっきらい

あの笑顔
あの仕草

だいっきらい

となりの女
しらない話

だいっきらい

触れられない優しさ
細くて長い指

きれいな横顔
意外と広い肩幅
ながいまつげ
つやつやの髪

だいっきらい
だいっきらい

あたし以外の誰かに響く
透明な声
あたしは見たことない
屈託のない笑顔
あたしのものになってくれなかった
あの人

なぜか涙がつたう
こんな気持ち


だいっきらい

2005/09/04 (Sun)

[193] ココロの旅
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きみと出会い
ぼくは旅に出た

本当の優しさを探しに
きみを守る強さを探しに


手荷物は
きみがくれたもの

きみのやさしさ
きみの強さ

それだけで
ぼくはどこまでもゆける


きみが笑うとき
いっしょに笑える優しさを

きみが泣くとき
抱きしめられる強さを

きみに触れるとき
ぼくの想いすべて
伝えられるように


旅する道のりは
まるで宇宙のよう


それでも歩ける力を
きみがくれたから

たとえ今まで掴みとってきたすべてを失っても

たとえこの手に何も残らなくとも

ぼくはきみという宇宙を
どこまでも歩いていく


2005/09/08 (Thu)

[194] サヨナラ
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サヨナラは逃げるための呪文ではないよ

だから
そんな顔して言うな

2005/09/08 (Thu)

[195] クローゼット
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きみも
しまっておけばよかった

去年買ったセーターの様に

来年
再来年

また袖を通したら

もう一度愛せたかもしれないのだから

2005/09/08 (Thu)

[197] ありのままで
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自分に素直に生きよう


誰でも誰かに愛されたい

だから自分を飾る

時に嘘をつき
感情をおさえ
大人になったつもりでも

勘違いしないで

まわりはもっと大人だから


飾らず真っすぐに
ありのままの自分で
生きたい


出来もしないことに手を出して
出来ることから目を背けて

髪の毛の一本一本
皮膚の色さえ別人にして
誰に愛されようとしてる?

嘘つきの未来に
何を夢見てるの?


出来ることに全力を尽くし
ありのままの自分を受け入れて
まわりに流されず
ただ自分の時間を
流れるように生きている人こそ美しい


自分を偽らずに
素顔で夢を語り、走ろう

大丈夫

本当のあなたは
もっと美しい

2005/09/09 (Fri)

[198] 約束
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どうしてヒトは

一対で生まれてこないんだろう


生まれたその瞬間から

あなたと一つになれるって約束が

あればよかったのに


世界中で

愛し合うのは

あなたとあたしだけがよかったのに

2005/09/12 (Mon)

[199] 記憶
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君とすごした日々は

温かくて優しくて

透明で、でも鮮やかで

目を閉じればすべて蘇るから

記憶は消せない


サヨナラの記憶まで

消えてくれない

2005/09/12 (Mon)

[200] 後悔
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君にしてやれることは何一つないと
何か一つでもしてあげてから言うべきこと

あの時流れた
君の涙を
今なら拭いてあげることができるかもしれない


どうしてだろう

あの日、あの瞬間に
差し伸べられなかった手
難しすぎた君に触れること
今なら何だって出来そうで
君の笑顔を見る方法も
次々と浮かんで

忘れていた涙も
とめどなく溢れて


今もし君が目の前にいて
この涙を拭ってくれたなら

思い切り抱きしめたい

なんて

考えた次の瞬間に
わかったこと

人はそれを
愛と呼ぶのだろう

そして今
僕は
後悔しているのだろう

2005/09/12 (Mon)

[201] とうきょう
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あの明るくて淋しい街に
ひとり降り立ち
君は何を想う


ネオンと排気ガスに淀む空
不透明な風をうけて
君はいつから
走れなくなったの


どれだけ地面を蹴ったって
コンクリートに足跡はつかないから
幾度ふりかえっても
昨日頑張った自分には
会えなかったろう


夢追いに疲れて
抱きしめてくれる人もいなくて
電波に頼るしかない自分が
情けなくて

怯えながら乗った満員電車

掴みかけた夢と
募る淋しさを
置き去りにして
ホームに並べば
この街に
溶けて消えられる気がした


あの街が明るいのは
君の夢が彷徨うから

あの街が淋しいのは
君が淋しさを捨てたから

そうやって街は生きる


あの日
満員電車でこっそり泣いていた
君は今
何を想う

2005/09/12 (Mon)

[205] 温度差
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勝手に終わらせないで


メールも

電話も


この恋も


私の中ではまだ終わってないよ

2005/09/20 (Tue)
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