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凜一の部屋


[165] 君の温度
詩人:凜一 [投票][編集]

つらい時だってある

涙が溢れる時だってある

傷をつけられれば痛いし

心をゆるやかにしてくれるなにかを

いつだって求めてる


助けてって叫びたい時

死にたいと思う時

いくらでもやってくる


でも

それが

人間なんだよ

心にバラバラの温度がある

それが

生きるってことなんだよ


忘れないで

つらい時

痛い時

淋しい時

そばにいてくれるのも

君と同じ温度差で

葛藤を抱いている

人間なんだよ


君だけじゃない

ひとりぼっちだなんて思わないでいて

コンニチワも

サヨナラも

ひとりぼっちじゃ出来ないことだから


受け入れてあげよう

自分の痛みを

誰かの痛みを

優しく抱いてあげよう


いつだって気持ちは

温かくありたいのだから

2004/12/11 (Sat)

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