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凜一の部屋


[230] 朧月夜
詩人:凜一 [投票][編集]

夜に堕ちます
想えば想うほど
幾度でも

貴方への恋しさを映して
暗く濃く
空は更けていきます

貴方への愛しさを汲んで
遠く淡く
月が輝きます



叶わぬ願いと知っています
何もできないことを知る位なら
貴方の声すら知らないままでよかったと


幾ら流しても涙は枯れず
それでも出会ってしまったのだから

私はただ貴方の為に泣き
貴方の為に走るのです
明日も、明後日も


毎夜
貴方の心を探して彷徨う

毎夜
私の心は朧月夜


夜に堕ちます
想えば想うほど
幾度でも

2006/01/02 (Mon)

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