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凜一の部屋


[252] いさましい。
詩人:凜一 [投票][編集]

その勇ましい瞳に
私はどれだけ弱く映っているのだろう

聡明なあなたには
私はどれだけ愚かに見えるのだろう


広い世界を夢見る心は
私をどれだけちっぽけな存在と思うだろう



あなたはどこまでもゆく

私を置き去りにして


私はどこまでも追う

その勇ましい背中を


踏み付けられた想い
何度でも拾って


たった一度でもかまわないから
あなたに優しくされたい


愚かしい
弱く、ちっぽけな願い
胸に宿し

何度でも立ち上がる私の姿は
痛々しいほど

なんて勇ましいのだろう

2006/06/26 (Mon)

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