詩人:凜一 | [投票][編集] |
君は何度も
ごめんねと言った
そばに居てやれなくて
ごめん
大事にできなくて
ごめん
愛せなくて
ごめん
苦しくて
悲しくて
何か言い返してやろうと思った
傷つけられたから
君も同じだけ傷つけばいいと
君を責める言葉を
たくさん考えた
けれども
どうしても思い浮かばなくて
私は確かに
傷つけられたけど
君と笑いあえた日々
君と抱き合えた日々
私は確かに
幸せだったから
ありがとう、しか
出てこないんだ
これから続いていく
君のいない日々が
どんなに寂しくて
どんなに辛くても
君に言いたいのは
ありがとう、だけなんだ
ありがとう、しか
ないんだよ