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凜一の部屋


[70] ありのままの事実
詩人:凜一 [投票][編集]

例えば目を閉じて思う
手繰りよせたキオクを数えても

最初から
僕には君しかいなかった



カラッポの未来に
君の『頑張れ』を注いだら
僕は何度でも
立ち上がるから


僕が僕であるために
君が君でいてくれたら
それだけでいいから


愚痴でも意味のない声でも
全部だきしめるから

大事にするから



どうか
君の切ない感情は
僕から生まれて
僕だけが認めて


君の運命に
ずっと僕が生きることを
許してから

また『頑張れ』って

笑ってよ

2004/05/28 (Fri)

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