詩人:凜一 | [投票][編集] |
この想いは
誰にも知られないまま
消えていくの
あなたの
細い指と
長い足と
笑ったときにくしゃくしゃになる顔が好き
でもそれは
私しか知らない
知られちゃいけない
あなたと出会った日から
「好き」の分だけつみあげた
脆い想いの塔
今も高く高く
叫びたい想いは
空にのびている
ほんとはね
ずっと好きなんだよ
叫びたいくらい
それでも足りないくらい
大好きなんだよ
でも
伝えたら
壊れてしまう
壊れたら
もう直せない
だから
この気持ちは
私だけのもの
私が消えたら
なにもなくなる
それでいい
想いは
うずたかく
空を越えた
そのてっぺんで
ずっと叫び続けてる
好きだよ
どうしようもなく
今はまだ
消えない想い