詩人:りんくす | [投票][編集] |
閉じ込めた感情が
爆発するように
一斉に咲き誇る
桜のわたぼうし
すべて出し尽くして
涙となる桜色の雨
風が包むたび
流れ落ちる刹那が
なんて美しい…
そして萌立つ新緑
桜色の雨に
虹が架かるよ…
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目にするものに
いちいち悩んでしまう
あの人はどの色が好きなんだろう…
この香りは好きかな?
私が今食べてるこれ…あの人は美味しいって言うのかな?
この番組見ながらあの人なら何を呟くのだろう…
「好きだよ…」
あの人はなんて応えてくれるかな。。。
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いつもね…
姫君には美しい名前があるのだけれど
突然現れて姫君のピンチを救う王子様は
出身国も名前も語らずに
蕩けるような甘い口づけ一つで
姫君をさらってしまおうとするの…
王子様
あなたのお名前
なんてぇーの?
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裸でベランダに出たところを
運悪く目撃していたのが
大好きな人だったと
後で知らされたら
今さら着飾るほうが
恥ずかしいことだなって…
居直った
ちゃうちゃう…
開き直った!
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あなたがいるからなんだ
あなたがたくさんの愛で
包んでいてくれるからなんだ
最近情緒不安定の浮き沈みの苦痛が和らいで
安定した気持ちで
あなたを見つめていられるのは
あなたが常に
寄り添っていてくれるから
泣き出す前に
あなたが守っていてくれてるから
あなたがいてくれるから
あなただから
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今まで 脱いだことがないから
肌が 少しでも見えるのを嫌って
服を 必要以上に着込んでるんだ
厚着は 抵抗力を弱めて風邪を引きやすくしてしまう
肌に 直接あたる風は冷たく感じるかもしれない
でも それは最初だけ
やがて 徐々にどんな刺激にも負けない
強さ へと生まれ変われる
怪物を 倒して本物のきみが一人立ち上がるまで
ここで ちゃんと見てるから
ここに ちゃんと居るから
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触れ合えない不安を埋めるかのように
虹を追いかけて
触れるほど近くに
辿り着くことができたね?
でも近くなると
七色あったはずなのに
目の前の一色しか見えないみたいで
また不安になる
いつもそこには
七色あることを
忘れずにいたいね…
そうすれば
毎日が虹曜日
いつだって描くことができる
心の大切な場所に
大きな虹を