詩人:りんくす | [投票][編集] |
沈丁花の雨が降る
姿を隠したまま
甘く酔わす香り漂い
ぬかるみを
危なげに歩く
少女の傘にノックして
地面を想いで
飽和状態にして
またそらへと還る
花が消えぬうち
地面を香りに染めて
あふれよとばかりに
沈丁花の雨が降る
詩人:りんくす | [投票][編集] |
きみはいつも
私の優しさに甘えてると
恐縮するんだ…
きみがどれほどの
真綿の優しさで
包んでいてくれてるのか…
形に変えられるものならば
半日で創りあげて
宅愛便で送ってあげる
ホット便で
眠りに就く直前の
時間指定で
ふたりの炎を
合わせて燈したら
どんなことがあっても
消えない魔法のキャンドル
きみを照らすように…
詩人:りんくす | [投票][編集] |
きみがいて
僕がいる
きみがいて
今の僕がある
きみが好きな僕を
僕として今
存在させてくれたのは
きみの功績
きみがいることが
僕を育ててくれる
全部きみの功績なんだよ…
太鼓判の
永久保証書付だよ
詩人:りんくす | [投票][編集] |
もし
きみのとこに
いやな奴が現れて
ゆっくり眠ることも
できないなら…
私がやっつけてやる
私は怖がりだけどさ
きみをまもるためなら
頑張れるから…
詩人:りんくす | [投票][編集] |
きみと出会った人たち
例え離れていったとしても
きみは自分でも気付かないうちに
力を与え
皆その力を
受け取っているはずだよ
まっすぐに
前を見る力を
きみだから
与えることができるんだ
私はそう信じてる
詩人:りんくす | [投票][編集] |
きみのことが
四六の46乗時間
頭から離れなくて
やきもきして
変になりそうだから
いっそのこと
僕の背中にべたっと
張り付いていて欲しい
トイレとお風呂以外は
詩人:りんくす | [投票][編集] |
まるごと
人を理解するなんて
自分のことも
わからないことが
多々あるくらいだから
とても難しいことだろう
でも
理解しようとする
あなたのその気持ちが
包んでくれただけで
生きていて
生まれてこれて
よかったと
そう思うの
詩人:りんくす | [投票][編集] |
体は疲れぎみ
仕事に集中する気力なし
こんなにいい日和なのに
そらを見ない手はないよね
ちょっと逃げだして
だだっ広い景色の見えるベンチにて
きみのところへ
息抜きしよう