詩人:りんくす | [投票][編集] |
きみのなかから
でてくるもの
ぜんぶ
きみは
生きて
生きて
生きて
きみの支えが必要なのは
僕だけではない
きみの存在そのものが救いとなる者は
僕だけではないよ
きみは闇でも光でもない
きみはきみ
等身大のきみ
でもその精神は
無限大
きみが必要なんだ
きみが必要なんだ
きみが必要なんだ
苦しいなら
愛なんて語らなくていい
その辺に放り出して
いいんだ
苦しいなら捨ててしまっても
それ以上に
僕にはきみの存在が必要なんだ
きみのぬくもりが
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一人で歩く方が
気ままで自由で
人のせいにできない分
人のせいにされたりしない
なのに何で
わざわざ二人の足を結んで走ったり
わざわざ背中に入って
見えない口に御飯を運んだり
するんだろ
失敗しても
なんか笑えるし
成功したら
気分爽快
どっちにしても
笑いあえる人がいるって
いいね
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猫は
三日で恩を忘れたりしない
気紛れに思われやすいけど
特定の人にしか
すり寄ったりしない
膝の上で丸くなれた時
完全に安心しきってる
何度振り降ろされても
もうこの人なら
なにされても構わないくらいの覚悟は
とうにできてる
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きっと
あの人も私も
お互いの嫌なとこ
敏感に理解してる
でも惹かれて
寂しいのは同じなのに
傷付けあってる
理想化したあの人と
自分に自信がなくて
毒を吐くあの人
内では矛盾なく捉えてることを
あの人は
判ってるのか判ってないのか
マイナスとマイナスは
足したら更にマイナスだけど
掛けたらプラスに転じるんだ
マイナスのない磁石は
反発しあうだけ
マイナスもプラスも
きっと同質なんだ
プラスマイナス
ゼロ
プラスとマイナスの密着するわけ
マイナスイオン
プラスにも
マイナスにもなれない
こころ…
こころ…
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無理するなよ
笑いたくないときは
無理に笑わなくていい
ただ
自嘲だけはしないで
泣きたいときに
涙が出ないと
哀しくなるけど
そんなときは泣かないでいい
いつの日か
洗い流されるから
冷めてるなら
熱くならないでいい
何も感じてないわけない
苦しみがその証拠
きみの優しさの質が
トロリと甘いのと
ちょっと違うからって
きみは冷たいんじゃない
きみのように
更に深い
「思いやり」
を持つ人なんて
他に知らない
だから無理することはない
よし!
ってときが訪れたとき
無理せずにできるよ
きっと
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自分の心配は
わざわざしようって気にならないと
始まらない
きみの心配するときは
わざわざ心配しようなんて
構えてなくて
気付けばもうきみのことばかり
あれこれ考えてる
心配しないでおこうとするには
特別に莫大な労力が必要なんだ
偽善者の黒い囁きさえ
いつの間にか
撃退していたよ
きみを想うとき
闇の声は聞こえてこない
これっぽっちも
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それだけ心配ばかりかけてたきみが
新しい道を歩く決意をしたのなら
これからは日陰のように見守るよ
大好きのボルテージは変わらなくても
表し方は変えられる
熱血が必要なときは
呼べばいい
きみのヒーローになって
すぐに駆け付けて
ショッカーをやっつけてあげるから
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きみにダイレクトに
言えたなら
まっすぐに
伝えられるのに
忙しいきみに無理させたくなくて
しばらくは
夢に専念してほしいって
待つことのできる
おりこうで心配症の猫が
そう申しておりました(^-^)
でもまだ伝え足りなさそうなので
僕の代筆でしたためた
手紙を送りました
かしこ
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あなたと僕とは
リボンな関係
運命と幸福を結ぶ関係
そして…
Re-bornな関係
恋人という限界に縛られなくてもいいじゃないか
もっと超越した関係なはずさ
何度でもやり直しながら
二人にしか見えない世界を築けばいい
お手軽で中途半端な愛を
あなたに捧げたわけではないんだから
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ひねくれヘソ曲がりのあいつを
素直にさせるなんて
月でうさぎを見つけるより
難しいことかも知れない…
いいよ
素直になってしまったら
あいつはあいつではなくなるほど
ヘソ曲がりは
あいつを構成する動力源らしいから
あんまり素直すぎると
無理して自分を押し殺してるな?って
却って心配大津波が私に押し寄せてくる
でもね…
初めて甘えてくれたときのあいつ
素直なのに
無理してなくて
そんなあいつを
早く抱き締めたい
つむじグリグリ
脇をこちょこちょ
可愛がりたい