詩人:りんくす | [投票][編集] |
いつも
私のテリトリーに
踏み込まないようにしてくれてる
きみのため
せめて
きみ専用の
私の部屋をお膳立て
でも
用意されたお膳には
手をつけないんだね…
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私の言葉が空々しいとしか思えないのなら
相性は良くないのでしょう
傷つけ合う言葉のほうが
流暢に奏でられるのなら
袋小路からはもう抜け出せないのでしょう
つないだ手が
枷にしか見えなくなったら
もぅ手を離して
しまえばいい
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あいつのことで
ストレス満タン
一人で街に出て
ストレスご発散
違うよ
そもそも
一人で歩くんじゃなく
あいつと一緒に歩けたら
一緒に道に迷ったり
一緒に可愛い小物見てはしゃいだりしたら
ストレスなんて
もともと
たまんなかったに違いない
二人で歩けば
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あなたの文字に
恋しました
だから
真実なんてなくても
嘘でもなんでもいい
私の好きな言葉さえあれば
あなたの文字に
ずっと恋をする
だからずっとずっと
騙したままでいて
詩人:りんくす | [投票][編集] |
楽しいから
ばか笑い
腹が立つから
不機嫌
心配だから
口やかましい
悲しいから
俯いて涙する
寂しいから
きみを探す
あきれるくらい
そのまんまで
単純で
ごめんね
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お互い
直接話法を使わないから
ほんの些細な言葉にも
過敏に敏感で
わかんないよ
なんで怒ってるのか
意図的に攻撃したつもり
ないのに
かびんには
花を活けようよ
おしゃべりな
アマリリス
きっと
二人の気持ち
伝えてくれるから
詩人:りんくす | [投票][編集] |
小さな箱の中に
ぎゅっと密着して
ずっしりした想いを
体に秘め
ひとつでは足りなくて
ふたりでひとつ
ただ ただ
寄り添ってる
紅白まんじゅうみたいな
…そんなふたり