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りんくすの部屋  〜 投稿順表示 〜


[347] だら〜ん&びょ〜ん
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のそのそ出てきて

扇風機の足元で

あお向けになって

バンザイポーズで

だら〜ん&びょ〜ん



猫も心底

まいるぞ ヘブンな

暑さなんだなと


目頭に熱いものが

込み上げて…

は ないけど


やっぱ暑いんだね

猫たちも…



2004/07/08 (Thu)

[348] 掃除機
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きみのゴネゴネ


吸い取っちゃうゾ



ぱぉ〜ん


2004/07/08 (Thu)

[349] あまつぶぼうや
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ねぇ



空から落ちてくるあまつぶ
一つ一つが


にこにこ
微笑んでいるとしたら


空に向かって
両手を広げて



みんな抱き締めたい


2004/07/09 (Fri)

[350] 三分間
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お湯をかけて

三分間で

きみができあがれば

いいのに



でもカップの中から

麺まみれの頭で

仏頂面で睨み付けられそうで



想像したら

三分間は

爆笑の渦しお

鳴門巻き



2004/07/10 (Sat)

[351] その言葉、生モノにつき。
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生まれたての言葉


活きがよくて
鮮度がいのち


ネタが仕上がれば


即座に出前致します



その言葉、生モノにつき。



2004/07/13 (Tue)

[352] 晴れときどき砲弾 *妹m*
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こんな天気でも
絶対に
さしはしないと
わかっていても
兄に傘を届けたくて


黒いぬかるみに
足を捕られ
倒れると
水溜まりは
チョコの香り
晴れのち爆弾
時々傘が降るでしょう


落下傘で運ばれた
落花生から生まれたふたり
兄が私一人に
かぶせてくれた殻は
砲弾がスルリと
通り抜けてく
まるで影絵のように
私を守ってくれる
晴れのち爆弾
所により綿毛が降るでしょう


何の役にも立たないと
わかっていても
早く傘を届けたくて
雪だるまの人波を
押し退ける
晴れのち爆弾
天気は次第に
回復に向かうでしょう

2004/07/13 (Tue)

[353] 
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すぐにそんなこと
考えるくらいなら


まず自分を壊しなよ


人からよく見られたいと
作り笑いするのが
嫌なら


まずそこから
壊しなよ


きみが頑丈に築いた
体裁の壁を
ベルリンみたく
壊しなよ



私はそう言われて
とても楽になったことがある


自分を好きになっていった
きっかけの言葉…



2004/07/15 (Thu)

[354] 浮かぶのは
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ラフにちぎり絵で
張り付けたみたいな
夏のぽこぽこ雲



雨の匂いほのかに
日差しに光る
打ち水の涼の音



振り向けばいつも
ぶつかる視線に
何か言いた気な
きみのまなざし



夏の夜の
枕に浮かぶ
断片図


2004/07/16 (Fri)

[355] 根負け
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いじわるなんだから




ごめん




さみしい




よーーだっ


2004/07/21 (Wed)

[356] 唐メあにっしも
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遠くから響く
雷鳴に乗り


微かな雨の香り


樹々が元気になる前ぶれ


こころが穏やかになれる


ピアニッシモの雨音



2004/07/21 (Wed)
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