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りんくすの部屋  〜 投稿順表示 〜


[367] 居心地
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きみの背中にもたれてると
居心地よくて
ずっとそのまんまで
いたくなる


だけどたまに
ふっとかわされたりするたび
イタズラだと思って
きみにやつあたり


だけど
重かったのかな…
って考えてあげられてたのかな



お互いがちょうどいいって感じるポイント


見つけられるといいね


2004/08/05 (Thu)

[368] 武士の情け
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気懸りを残さず
あなたの生命を
亡き者にする為に


あなたのお目つけ役の
この私を
わざとイジメて遠ざけようと
企てる狼藉者め


許しませぬ


よって
今日のおやつは
抜きですぞ


2004/08/09 (Mon)

[369] ときめく瞬間
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電車の扉が開いて
バイバイも言わずに
さっさと電車を
降りてしまう


いつものことだから
きっと振り向かず
さっさと階段を
上がっていっちゃうんだろう


でもなんだか
もっと話していたくて
わがまま言って
反対方向の途中まで
タダこねて
つき合わさせた


こんな日まで
振り返りもせずに
いっちゃうなんて…


電車にぽつんと座って
階段を裏側から
睨み付けてたら
涙は出ないから
ずっとそうしてた


そしたら…


階段の裾で揺れる影
くすくす笑いのきみ


見透かされた恥ずかしさに
私のおでこにプンプンマーク


だけど
その瞬間──


バカ野郎
なんて呟きながら
嬉しくて



2004/08/11 (Wed)

[370] きみを待つ携帯
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きみを待つ携帯が

つまんないって
ぼやいてるよ?


画面にきみの文字が
表示できなくて

つまんないんだって


きみの言葉が好きだから

開けばいつでも
更新したての新しい
きみの文字を
映していたいのに…


この頃
きみの言葉が減っちゃって

つまんないんだって



携帯って
持ち主に似るのかな?

2004/08/12 (Thu)

[371] きみのぴかり
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一つ一つ仕切られた
枠ごとに
年月を積み重ね
丁寧に彩りに染まった
きみのこころの
すてんどぐらす


暗い隙間に隠していたら
本来の輝きが
わからなくなる


陽の差す明るい場所に
出してみたら


きみのぴかり


彩りがふわり
透明に輝くから


ほらね?


2004/08/17 (Tue)

[372] 影ふみ
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きみが笑わない日


きみの影を踏んでも


きみは笑わない



きみの影をつかまえて


きみの弱点こちょこちょ


きみの影は笑わないけど


きみが笑った


2004/08/17 (Tue)

[373] つかませないオーラ
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きみがなに考えてるのか


わかんないから


なんも歌えない


2004/08/20 (Fri)

[374] かくえき停車
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わざわざ
席を立って



思い立って
急行から
かくえき停車に
乗換え


5分が
10分に
なるだけのこと


一定のリズム
心地よい揺れ


つかのま
有意義に過ごす


この
ひととき


2004/08/21 (Sat)

[375] SとNのちから
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不満やマイナス思考が集まって
シケた顔のS極には


やっぱ
シケた顔を助長するものばかり
集まっちゃう



ほんの些細な幸せを大切にして
にこにこ顔のN極には


何もなくても
自分で何かを生みだす
パワーが集まる


2004/08/24 (Tue)

[376] 海の瑠璃
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きみとぼくは
お互い
別のながれをもつ川


出会って
ぶつかって
ふたつの色が混ざって
支流となった


ぼくはこのまま
ながれて
海の瑠璃となっていよう


このながれを離れて
別の海に
たどりつくかどうかは
きみのこころの
赴くままに…


たどり着く先が
きみの安住の海であるのなら
ぼくは
ただそれだけで
嬉しいから


きみがやすらぐのなら
ただそれだけでいい
きみが
幸せをつかめば
それでいい



2004/08/24 (Tue)
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