詩人:りんくす | [投票][編集] |
愛し方が
わからなければ
まず
抱きしめればいい
愛され方がわからないなら
まず愛することから始めよう
なにかしなきゃいけない
決まり事なんてないし
愛されない理由を
自分の非として
探す必要もない
だから
表情を亡くした子供たちに
笑顔が戻りますように
もう
子供たちが
犠牲になりませんように
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今の私の感情を
生み出してるのは
感情奉行のあなた
だから私は
こんなに精一杯
笑えるようになったんだ
これからも
一緒に生み出そ?
一人じゃ感情は
創れないから…
ね…?
お代官様?
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台風が過ぎた後の
青い風が吹けば
思い出す
自転車で二人乗りして
よく行った
海辺の遊歩道
海に沈む夕焼けを見たくて
よくでかけたね
もう会うこともない
初恋の記憶を運ぶ
青い海風
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人を信じられない時期もあったし
どっか冷めた奴だと
自覚があったから
ずっとずっと気づかずに
大人になってた
こんなにぼくが
…やきもちやき
だったなんて
初めて知った
それは
きみがひっぱりだした
こころの深いところにある
小さな引き出し
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少し目を閉じて
心を流して
眠りなよ…
今は朝だよ?
なんてはぐらかさなくていいから
時計をとめておくから
時計をとめたって…
なんていちいち
言わなくていいから
この肩にもたれて
目を閉じて
頭にそっと手を置いたら
よく眠れるおまじない
なにも遅くなんかない
いつからだって
始めることはできるから
今しばし
この肩にもたれていて
睫をなでて
起こしてあげるから
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座り込んだ人が
立ちたいと言うなら
手を差し出して
引っ張るくらいは
出来るだろう
けれどそこに
立ち上がるんだという
己の意志がなければ
どうしたって
立てはしないものさ
隣にすわって
詩でも詠って
きっかけ仕掛る
くらいはできるだろう
でも結局
自分で立つと
己の意志を固めた人だけが
立ち上がれるんだ
私はただ
自分の哲学を
詩にして詠うだけ
己の意志で
立ち上がりたいから
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辛いときほど
馬鹿笑いの
影が濃くなる
いつの間にか
読心術を覚えたきみは
その影を
見てるから
もう作った馬鹿笑いが
できないよ
泣いてもいい?
ね…
泣いてもいい?
きみの服の裾を
ハンカチ代わりに
してもいい?
お願い
月の光が
私を照らさないように
きみの影で包んでいて