詩人:りんくす | [投票][編集] |
きみを知るたび
優しさの波動が
沁みてくるよ
とてもあたたかい
優しさ
その手のように
それこそが
きみの強さなんだ
時に強さが弱さに
反転することだって
あるけれど
きみのその手が
ある限り
大丈夫
やれるよ
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風の波が押し寄せては
返し
枯れ葉の海が
ざわめく
いつもより
寒い朝
落ちる葉の涙が
こぼれた後には
もう花の芽が
ほころぶ日を夢見て
風の波に
春の訪れはいつ頃かと
尋ねている
まだ寒さは厳しくなるものの
必ず南風をつかまえて
あなたに
逢わせてあげましょうと
波間に消える
風の声
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きみの気持ちが
もしかしたら
ちょっとだけ
わかったような気がする
昼下がり
ごめんね?
って
かたまってしまった
だるまさんが転んでも
動き方が
わからない
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きみとぼくとで
代わる代わる
編み込んできた
長い長い
たぺすとりぃ
ふたつの道に
わかれたとしても
物語は終わりはしない
それぞれに
新たなる物語は
続くから
きみが行きたい
そして
きみが生きたい
風景を
絶え間なく
歩く足跡が
見えなくなったとき
ぼくも新しい風景を
紡ぎ始めるだろう
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きみの中
とても豊かに生い茂る
じゃんぐるが
広がっていると
いうのに
誰しもが持ってるのと同じ
小さな砂漠を
きみの中に
見つけては
責める人がいるの?
その砂漠で
きみが泣けないなら
私がかわりに泣くから
砂にしみこんだ涙が
地下を流れ
きみのじゃんぐるに
新しい芽がまた一つ
生まれますように…
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なんでかな…
こんなにいっぱい
ラブスペシャル光線
発射してるのに
きみがやさぐれていく
ん?
あ。
約束の創作子守歌
まだきみに
聞いてもらってない…
ごめぇん…
なんだか今
すごく体がだるくて
眠たくて…
考えつかないや…
きみの肩に
もたれて
寝てみてもいい?
そしたら
きみのパワーが
オートチャージされて
また
元気にうたえるから
だから…
おやすみ…
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回り込んで
瞳を覗き込んで欲しいから
背中ばかり向けたがる
あなたの心を
あなたが鬱陶しくなるほどに
追い求め
駆け回る
そんなぼくを
知ってるのに
あなたはまだ
ぼくはあなたには
感心が無いのだと
言い張るつもり
なのかな?
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襟足の隙間から
風がいじわるするから
肩があがりっぱなし
指に力が入らなくて
お財布から小銭が
無銭飲食?
さむ〜いっ
でも…
にゃはっ
やっとこの近くでも
雲さんは雪製造の
準備を
始めてくれたかにゃ?
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ゲームの途中で
突然季節はずれの
台風がやってきて
すたぁとに戻る
何回目の台風なんだろう…
おおすぎやしませんか?
そろそろここらで
現在の状況を
上書き保存しておけば
また台風や
怪人メガーネがきて
吹き飛ばされても
見知らぬ同士ではなく
ここから
再すたぁとできるのじゃが…