信頼 という土壌が

豊かであればあるほど

肥料を与えずとも

愛の花は大輪の

笑みをほころばすだろう


水の恵みを与えてくれる

あのそらに向かって

遠くに離れたわけじゃない


見えないくらい
近付きすぎてるわけでもない



相も変わらず
きみのそばに
いるよ


ん？

誕生日 おめでとう


ありがとう でもね
実は明日も
誕生日なんだ


え゛？


実は 次の日も
その次の日も
毎日誕生日なんだ


毎日？


毎日少しずつ
新しい僕に
生まれ変わるから

僕らのなみだを
箱に詰めて
大きな樹の下に埋めよう


１０年後
なみだは涸れているだろうか
それとも
誘い水となって
泉が生まれているだろうか


１０年後
僕らのなみだは
どうなっているだろう

ね…？


きみに話しかけるとき
つい言っちゃうんだ


考えがまとまってなかったり
することもあるんだけど


きみなら

ね…？

だけで
わかってくれるような気がして

何も疑わずに
すぐに信じてしまうことと

少し ん？ と首を傾げながら
それでも信じたいと想うことは

全然違うよね…




私は
やっぱ…さ
信じたい

振り向けば胸板


視線をあげて
視線をあげて




１５�aも見上げたら
首が痛いよと
文句を言える人がいい

私がすっぽり
隠れてしまえるくらいに

一つ一つ
信頼を積み重ねて
愛の塔は高くなる


私がどんなに
バランスを保って
高く積もうとしても


あなたから渡されたつみきは
砂糖菓子でできたものばかりで


涙が零れるたび
一つまた一つ
溶けてしまう


塔はバランスを失う

せわしなく動き回っていると
ゆとりが恋しく
穴ぐらで丸くなって
寝ていたい



穴ぐらで団子になってたら
妙にそわそわして
目を閉じてるのが
嫌になる



結果
なんだか落ち着きなく
ちょこまかちょこまかしてたら
いつの間にか過ぎてる時間

猫語、知ってますか？


猫は甘えるときしか



にゃあって言わないょ