詩人:りんくす | [投票][編集] |
ねぇ…
毎日見ている
あの山の向こうには
何があるんだろう
一面の海
花火の彩り
賑やかな街
きっとね…
きみが教えてくれた
小さな星が
えくぼみたいに
またたいてる
小さくても
確かに
見つめてる
きみが教えてくれた
あの星が…
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だーれだっ
こっそり後ろから近寄って
いきなり目隠し
返事がない
手を離してみたら
知らない人
あれ?
戸惑い隠して
隣りの人に
やっぱり無反応
面倒だから
たくさんある手で
全員目隠し
手を握って
振り向いて
顔を見せてくれるのは
どの人なんだろう…
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なにも
きみを咎めてるんじゃない
今してることを
即刻やめろと言ってるんじゃない
きみの存在を
ちゃんと感じさせてほしいだけ
そしてきみは
自分の存在を認めてほしいと訴える
同じ気持ちでいるのに
何故こうも
かみあわないの?
同じ気持ちなのに…
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誰も見たことがない永遠
恐竜が闊歩してたより
ずっと以前から
悠久に時は流れていて
私が触れてることのできる
今という時間は
微々たるものかもしれない
そう思えば
ほんの小さな時間なら
もっと大切にしてゆけるかもしれない
この地球上がすべてだと思っていたのに
地球は銀河の一粒で
さらに銀河はたくさんあって
永遠というものも
もしかしたら
銀河ののように
一つの世界として
無数にあるのかもしれない
それならば
この瞬間の小さな時間を
大切にすることも
できるんじゃないか…
そんな気がして…
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はっけよーぃ
ふたりで紙相撲
机をdddd
あっ ずっるーぃ
今土俵を揺らしたの
わざとでしょ
ならこっちだって
見てない隙に
ふっと息をふいて
やった! 勝った!
あれ?見られてないのを
確認したのに
なんかバレてる雰囲気
あ…
吐息が前髪
揺らしちゃったのか…
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もしきみが
私になったらどうしますか?
もし私が
きみになったら
まずカーテンを洗濯して
朝の光を目一杯浴びます
そしてあったかいご飯を
たくさん食べます
掃除して
散歩して
そしていっぱい
laugh & smile
手で優しく頬を撫で
涙なんて絞り出しちゃって
ぎゅっと抱き締めて
頭をからっぽにして
夜は楽しい夢を長期旅行
そして私になったきみに
きみが私に絶対言わない
言葉を届けよう
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ねぇ
貴方がずっと怯えているのは
盾に映る貴方自身
湾曲してるから
咆哮をあげているように
見えるんだ
武器を置きなさい
身を守る武器があるから
常に恐怖が付きまとう
盾と矛があるから
矛盾が貴方を苛む
盾と矛の狭間で
発生する膨大なエネルギー
自身の内から外へ
生命を育むために
そそいでみないか
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笑顔は苦手だなんて
この世の終わりみたいに吐き捨てるけど
いいじゃない
ふっと
言葉が途切れた
その瞬間
一番素直な飾りのない
表情を見せてくれるんだもの
顔で笑うんじゃない
心で微笑んだら
ほら
優しい瞳になるから