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りんくすの部屋  〜 新着順表示 〜


[265] 憧れの遥か彼方
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青く澄み渡ったそら



逆立ちしたら



憧れの大海原



2004/04/21 (Wed)

[264] 鬼退治
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おまえが俺にも隠してる
その涙の珠
全部貸してみ?


おまえを襲いにきた鬼は
そいつが苦手なんだ



なのにおまえには
鬼の顔が自分に見えるらしく
ぶつけられないんだろ?


俺が鬼にぶつけてやるから

全部 貸しな



それから

また涙の珠は
ちゃんと集めておくんだゾ



もぅ…
隠さなくていいから



2004/04/20 (Tue)

[263] 模様替え
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汗ばむ夏日が続くというのに

ストーブもホットカーペットも

出しっぱなし



気合い爆然で

模様替え

いっちょやったるで!


体生き生き動かすために

こんなときの起爆剤入りBGMは

うん あのCDっきゃない

『Jokeboxは笑顔でいでいっぱい』



2004/04/19 (Mon)

[262] お姫様だっこ
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あぁ…


憧れのお姫様だっこ


できるくらいに


ダイエット


よろしく!


私は筋トレに励から







…って ダメ?



2004/04/19 (Mon)

[261] 飛行機
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一筋の
巨きな飛行機雲を見て

飛行機は雲をつくるために
飛んでるんだ

大発見に
幼子がはしゃぐ


きっとそうだよね


そして夜の飛行機は
星をつくるために
飛んでるのかもね


2004/04/18 (Sun)

[260] 第一歩
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きみがきみを認めて

きみの名前が

僕の名前を呼ぶとき



きっときみの中で

革命が起きて

きみの好きなきみが

産声をあげる



きみの第一歩を

いつも待ってる



2004/04/18 (Sun)

[259] 早朝の猫
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窓を開けると
冷気に誘われ
寝ぼけまなこの猫が
網戸ごしに
外を眺めにやってくる

ひばりの囀りに
そらへくんくん
鼻をふくらませる


梢の若葉が
陽に照らされ
葉を広げる様を
一つ一つ観察しているように
飽きる事なく
外を眺めている


やがて
背 前足 後ろ足の順に
伸びをして


まだ眠い毛布の中で
丸くなる



2004/04/17 (Sat)

[258] 成り立ち
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きみと出会ってから


『人』


という字の由来が


身に沁みてくる



2004/04/16 (Fri)

[257] 煙幕
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きみの放った煙幕は

煙の量が多すぎて

私の心の中まで

靄で視界が利かない



この靄は晴れますか?


2004/04/15 (Thu)

[256] 忠猫ハチべえ
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雨にも負けず
風にも負けず


犬にも負けず
鼠にも負けず


冬の寒さにはぬくもりをもたらし
夏の日照りには涙で荒野を潤す


きみが泣けば共に泣き
きみが疲れたら子守歌を唄う


きみが姿を現すまで倒れてなるものか
ご隠居に怒られながらも団子を頬張り体力つけて


今日も来ました今日も来た
崖っぷちでにゃあと鳴く


猫を愛でるあの人を
今日も待ちます今日も待つ


そしてきみが何食わぬ顔で現れたら
いつも静かに笑ってる


そういうものに
私はなりたい



2004/04/14 (Wed)
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