詩人:りんくす | [投票][編集] |
あなたの言の葉は
可憐な花びらのよう
拾い集めて
箱につみかさねてくと
なんだか急に
自分の言の葉には
色がついてない気がして
隣りに並べるのが
恥ずかしくなって
背中にこっそり隠してたら
怒られた…
…ごめん
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透き通った樹氷を
スキーでくぐり抜け
スキップしながら
すきすきのお腹抱えてる
今日の晩ご飯は勿論
すき焼?
隙間なく
スキャット並べて
スキッとしよう
えーっと…
つまり…
いっぱい
…すっきゃねん
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花粉か風邪か
理由は問わず
ハクション大魔王は
今日も大忙し
花粉にはマスク
風邪にはルル
くしゃーみ三回
きみ参上
魔王にお願い
きみ色の笑顔
ジャジャジャジャーン
ってな具合に
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救い猫に出会った頃
一人籠った部屋の中
夜更けの窓辺
かげろう色した
蚊がもがいていた
窓の外を目指しているのか
幾度となく舞い上がり
その度に
力尽きたように
落ちてゆく
それでも蚊は
飛ぶのをやめなかった
思わず開けたガラス窓から
開放されて
闇の中に消えたあの蚊の命の長さは
あとどれほど残っていたろうか…
それから数年の間
蚊をパチンとすることができない自分がいた
蟻を避けて
自転車で何度か転びかけた
ちいさな羽音の
おおきな命
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おねだりすると
いつも
はぁ?
まーったく
何言ってんだか…
なんて迷惑顔で
でも
いつでも
キスをくれる
限りなく
くちびるに近い頬に
う〜〜ん…
優しい
いじめっこは
今日も健在…