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りんくすの部屋


[426] そばにいるということ
詩人:りんくす [投票][編集]




膝を抱えて
壁をにらみつけてる
あいつを


やっと捜し当てた


わざと
どすんとがさつな音をたて


隣にすわる



こころの模様に
不協和音のBGMが
鳴り響くように


あいつの嫌いな
くだらないダジャレの
オンパレード


たまりかねて
あいつが怒鳴る


「うるさい!」



やっと聞けた
それでいい


そんな言葉が
あいつの口から聞けるのは


そばにいる
ぼくの特権



2004/12/13 (Mon)

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