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りんくすの部屋


[8] マスター・キー
詩人:りんくす [投票][編集]


淋しさを抱えて生きていると
身を守るために
言葉尻を尖らせてしまうという
妙な悪癖ができてしまう
僕も子供の頃から
それを抱えてきたから
きみのそんなとこ
わかるし
他の誰よりも包みこめると…
一時の感情では否定したりはできないと
思えるんだ

僕の言葉をキツく感じたとき
鍵を開いて見てごらん
愛しか入ってないのがわかるから
合鍵じゃなくて
マスター・キーを渡すよ
今まで誰にも渡したことのない
僕の心の鍵

きみだけに
渡したいんだ

2003/12/26 (Fri)

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