淋しさを抱えて生きていると身を守るために言葉尻を尖らせてしまうという妙な悪癖ができてしまう僕も子供の頃からそれを抱えてきたからきみのそんなとこわかるし他の誰よりも包みこめると…一時の感情では否定したりはできないと思えるんだ僕の言葉をキツく感じたとき鍵を開いて見てごらん愛しか入ってないのがわかるから合鍵じゃなくてマスター・キーを渡すよ今まで誰にも渡したことのない僕の心の鍵きみだけに渡したいんだ
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