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NeNeziの部屋


[3] 母という名は…
詩人:NeNezi [投票][編集]

お母さんは
あたしをひっぱたいた

あたしは
お母さんをなぐった

お母さんは何も
何もしてない

あたしが
不良娘に育ったから
あたしはまだ高校1年生なのに
タバコを吸って
援助交際して

お母さんは
泣いていた

お母さんの涙は
綺麗だった

あたし
酷い事言う
『何泣いてンだよ』

なんて酷い事を…

自分でもびっくりした
素直になれない
もう出ていこう…

なのに
こんな駄目娘なのに
お母さんは後ろから
抱きしめてくれた…

そして泣きながら
優しく言う
『駄目な子じゃないでしょ?
お母さんの子だもの』

あたし
泣く

子供みたいに泣きじゃくる

汚い涙…

ごめんねお母さん…
これから、綺麗な涙
流せるようにするから

あたしのお母さんでいて

2009/12/06 (Sun)

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