詩人:ルイジアンナ | [投票][編集] |
壊れちゃった
小学生の時から使ってた黒色のおっきなヘッドフォン
何年僕と一緒だったんだろ
大好きなパンクロックをいつも君が僕に聴かせてくれた
いつどんな時も君と音楽を楽しんでいたのに
もう君は僕に語り掛けてくれない
詩人:ルイジアンナ | [投票][編集] |
体が
足が
瞼が
珍しいの
なんだか疲れてるの
別になにかやったとかでもないのに疲れてる
牛乳飲んだら大丈夫かな
ヨーグルト食べたら大丈夫かな
お風呂に長く浸かれば大丈夫かな
素敵なことでもあればな
きっとすぐに疲れが取れるのに
詩人:ルイジアンナ | [投票][編集] |
部屋にはお気に入りのBGMが流れてて
ベッドの上で僕は
ゴロゴロゴロ
寝転んでる
すごいのんびりと
ゴロゴロゴロ
ダンゴ虫のように
コロコロコロ
ロールケーキみたいに
グルングルン
一人でも楽しめる
うふふふふふ
新しい遊び
もしかしたら
みんなもやっている
世界中で
ゴロコログルンごっこ
詩人:ルイジアンナ | [投票][編集] |
電車がゴトゴト
吊り革につかまり
人混みの中を
前後にふゎふゎ
左右にゅらゅら
窓の外は見慣れた景色が通り過ぎていく
あぁ
なんだか僕はこのまま明日に行っちゃいそうだ
詩人:ルイジアンナ | [投票][編集] |
この前はそこにあったのに
あれがないと僕は
一人でなにもできないの
不安になるの
だってね
僕は機械音痴なんだょ
あれを見なきゃ
編集も
録音もできなぃの
あれがあればスムーズに
ピッて押して
画面が
パッて変わって
あとは機械に任せちゃう
もう見つかるかな
詩人:ルイジアンナ | [投票][編集] |
箱から静かに現われたのは
大好きなケーキ
甘くて
やわらかくて
素敵なデコレーション
味覚と視覚で味わえる
だけど
みるみるうちに形が変わって
すぐにお皿の上から姿を消してしまうの
さっき出逢ったばかりなのに
さよならも言わないで
さよならも言えないまま
お別れだね