アルツハイマー病になったって
痴呆症になったって
あなたのこと好きでいたいよ
どんな苦しみに襲われたって
あなたのこと好きでいたいの
覚悟はできた

止まらない
時計の針が止まっても
止まらない
時の流れは
止まらない
進み続ける
見えないように
そっと
そっと
音を立てないように
そっと
そっと
前を見て
そっと
そっと

ズボンの膝から下が
ビショビショ
雨で
ビショビショ
歩けば
ピチャピチャ
傘の意味を教えて
雨が冷たい

苦い
甘い
切ない
そんな想いが今夜もよみがえる
僕に付きまとい
夜を長くするんだね
雨の日くらいのんびりさせてくれ

僕は耳がおかしい
僕は目がおかしい
僕は口がおかしい
僕は頭がおかしい
自分の都合しか考えていない
僕は気違い
僕は奴隷
僕に人権なんてあっちゃいけない

おっさんだ
気付かないあいだに
もうおっさんだ
髭も脛毛も生えてきた
おっさんだ
タバコは吸いたくない
酒も飲まない
そんなおっさんになりてぇな
パチスロだの競馬だの、ギャンブルもしない
そんなおっさんになりてぇな
おっさんおっさんおっさん見た目おっさん
おっさんおっさんおっさんただのおっさん
おっさんおっさんおっさんおいらおっさんだ
不平等な日本国に幸あれ
テロリストさんどうぞ日本を狙ってください
おいらおっさんだ

朝から夜まで音楽を聴く休日
何もかも嫌なこと忘れたい休日
テンポのいいパンクロックでハイテンション
曇り空を堪能しながら気分を紛らわせる
明日になればいつも通りの日常
毎日が休日ならば僕は怠ける

ほっといてくれ
想い出はどっかいってくれ
僕は新しい世界を探しに行くんだ
脚を引っ張らないでくれ
頭を過らないでくれ
一歩踏み出すのに時間をかけたくないんだ
この見慣れた日常にはおさらばするんだ
誰にも何にも邪魔させないょ
僕は新しい世界の主人公になってやるぜ

蒸し暑い曇り空の中
僕の声はどこまで響くだろう
初めて心をときめかせたあの時はもう戻ってこないのに
どうして思い出してしまうの
不安だからかな
淋しいからかな
どうすればいい
僕はこのまま行けばいいのか
間違ったことをしてしまっても許してくれ
ねぇ
僕はこのまま行くから
間違ったことをしてしまったら教えてくれ

あなたに嫌われることが死ぬほど恐かった
あなたの奴隷になりたかったよ
あなたの奴隷がよかったよ
あなたにならCDでもDVDでも捧げてよかった
あなたに嫌われることが死ぬほど恐かった