詩人:†沈黙のメシア† | [投票][編集] |
もう…終わりにしよう…
貴方と交わす言葉も…
もう…終わりにしよう…
貴方がかけてくれる言葉も…
もう…終わりにしよう…
自分自身が生きる事さえも…
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貴方が居なくなって…
俺は独りぼっちになった…
いつも傍に居られると思った
貴方が こんなにも遠く
どんなに手を伸ばしても
届かない 高い天に昇っていった…
貴方に会いたくて
俺が貴方の後を追おうとしても
貴方は俺を追い返す…
『まだ早い…』
分かってる…
けど 俺はどうしようも無い位に…
貴方に会いたいんだ…
だから貴方の反対押し切ってでも…
俺は貴方に会いに行く…
どんな手段使っても…
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〜if〜
貴方に会えたなら
俺は貴方に今の想いを
告白しよう…
〜if〜
貴方が声を聞けないのなら
俺の耳を捧げましょう…
〜if〜
貴方の瞳に俺が映らないのなら
俺の瞳を捧げましょう…
〜if〜
貴方が匂いを嗅ぐ事が出来ないのなら
俺の鼻を捧げましょう…
〜if〜
貴方が温もり感じられないのなら
俺の皮膚を捧げましょう…
〜if〜
貴方が恋に時めかなくなったのなら
俺の心捧げましょう…
これは 全て仮定では無くなる…
そして 全てを貴方に捧げた時…
貴方は俺の捧げたパーツと共に
復活する…
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どんなに願っても
貴方がいた あの時には
戻らない…
どんなに手を伸ばしても
貴方のいる 天には
届かない…
貴方がもう一度
俺の前に姿を現して…
くれるなら…
俺は…この命…
貴方へと捧げて…
俺が天に昇ろう…
例え貴方を戻せなくとも…
貴方を愛おしく思った
この気持ちまでは決して消える事無く
俺の中に堂々と居座り続ける…
今も…これからも…
ずっと…
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貴方の部屋は…
貴方がこの部屋を去った時のままで…
いつでも貴方が戻ってきても良い様に…
いつもそのままにしてあるんだ…
アルバムを開くと
沢山の貴方の写真が犇めきあって…
そこに貴方が存在した確かな“証”が出来上がる…
入院してから…貴方が遺したビデオレター…
そのテープには貴方の姿も…
声も…笑顔も…
そして、貴方が存在した“証”が出来上がる…
貴方を喪った今…
貴方が存在した“証”を喪わまいと…
必死になってる俺がいて…
俺の二つと無い宝物…
今 貴方の笑顔に逢える
ただ一つの手段…
それが、同時に貴方が存在した“証”になる…
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貴方に伝えられなかった
この想いを…
今 胸に秘めて
俺は 失ったものを探しに行く…
見つかるのか分からない
果てしない この旅に
ピリオドを打てるのは
貴方に伝えられなかった
この思いを一つ漏らす事無く
貴方に伝えられた時なんだ…
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命の尊さを…
もう一度考えて欲しい…
小さな動物から…
人間の様な エゴと欲の塊で出来た動物さえ
命があると言う事を…
食べる為に殺され…
生きる為に闘い…
暮らす為に獲る…
全ての命が 成り立つ上には
必ず 失われる尊い命が在ると言う事を…
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俺がいる この世界は
全てが偽りで…
此処に棲む 住人達は
皆 仮面を付けて
自らの本性を 誰も明かさない…
誰かが 仮面を外し
君に笑いかけたなら
それは 偽りの笑顔…
そう…まるで ピエロの様さ…
道化と化した 俺の素顔は
誰も知りえない…
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俺の心は何色か…
その答えを導き出す術は
俺には持たない…
君の心は何色か…
俺の心の中の君達は
眩しく輝きを放っている…
何時の日か…
俺の心は
真っ黒に染まり上がり…
何も受け入れる事無く…
一つ……
また、一つ…と、
心の闇を増長させていった…
この闇…永遠に晴れる事無く…
誰も受け入れる事無く…
闇の中にだけ
生き続け…
光りの在る処に…
滅び去る…
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俺が…俺自身の平静を
保つ為…
周りに言い続けてきた
“ライアー”
『大丈夫ですか…』
そう聞く君に…
いつも大丈夫じゃない俺が居た…
そして…
『大丈夫…』
そう答える俺が居た…
これでまた…
君達に言った
“ライアー”が増えた…
君の質問に“答える”事は出来ても…
君の望みに“応える”事が出来無い俺で…
スイマセン…
そして…また、今日も連発する
俺の“ライアー”