詩人:結希 | [投票][編集] |
大好き
その一言が言えなくて
苦しくなったり…
切なかったり…
照れ臭くて
避けちゃって…
落ち込んだりする
何やってんだろ…って自分につっこんだり
こんなに周りが見えなくなっちゃうの
貴方のこと考えてると
とっても幸せだよ
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好きだとか
嫌いだとか
はっきり決まらなくて
もやもやした雲が
頭の上に出来て
晴れにしたいと思ったら
雨になって
一粒のしずくから
やっと大地に一つの芽が出ました
諦めて
自暴自棄になって
空は荒れました
けれど今やっと晴れました
どこかで信じてたから…
悲しむくらいなら
人を好きになりたくないなんて
臆病になってた私
やっと太陽を見つけたよ…
「ありがとう」
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ほら、見てごらん?
一粒の砂
ただ取り残されたような
甘い時間の欠片
もぅ少し
ねぇ…もぅ少し貴方の傍にいさせてよ
このまま時間が止まってしまえばいい
なんて…バカな私
私ばっか好きみたいで
貴方は知らんぷり
だから好きって言って欲しくて
頑張っちゃうの
自己中でも
遊びでも
そんなこと見えなくて
最後の一粒になった時に感じる魔法
傍にはいられなくても…ぬくもり忘れないよ
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流した涙を…
もぅ一度胸に溜められるのなら
たった一言で解けた脆いリボン
思い出達とも今日でお別れ
“さよなら”は言わないで
リボンで結びましょう
輝いていた
銀色の指輪
リボンに通したら
灰色みたいね
貴方ならこんな時どうしてるのかしら…
私なら涙流して
指輪握り締めてしまうわ
悲しみ放り出せないから
確かに貴方は
いつも素っ気なかった
けれどそんな貴方が大好きだった…
その気持ちには嘘はないから
思い出達に“ありがとう”
それが私のお別れの言葉
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決意に迷いが入る
出した答えにダメだしする
何もかもいらなくなって捨てようとする
そぅしたら…矛盾
定まらなくて
そんな自分に腹たてて…
それでも定めたくて
むちゃくちゃな感情
無茶な欲望
大人ぶって
酒飲んで、タバコ吸って…
出勤する前に一呼吸
病んでるのかな…なんて自分に問い掛けて
そんな場合じゃない、働け…
なんて…ぐるぐる回る想いのうずが私を飲み込む…
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たった一人の貴方
「傍にいるよ」と微笑んで
辛いはずなのに無理して
桜咲く頃
もしも貴方がいなければ
桜散る頃
私は一人
貴方はまだ笑っててくれますか…?
空から見る地上はどうですか?
もしもこの声届くなら
この子に聞かせてあげて欲しい…
「パパだよ」と…
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冷静に
遊んでる女の仮面
もっと知りたいって思ってくれたら…
それだけで嬉しいのに
泣きたい時には泣いていいよ
なんて優しい言葉
いい女になりきれたらいいのにね
貴方は何も言わずに唇噛んだ
仮面の中のアタシは泣く
仮面は笑う
素直になれたらどんなに楽だろう…
この想いを伝えられたら
バカな仮面をつけた笑顔のアタシ
今日もまた貴方に会いに行くの…
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1本のタバコ
ヘタクソな字で
“大好き”
こんなプレゼントを私は捨てられなくて
今でも自分のタバコと一緒にシガレットケースに入れてるの
なぜかしらね…?
想いまで捨ててしまうようで悲しくなるの
“さよなら”を交わしたのに…
未練はないはずなのに
煙と共に…
想いまで消えてしまうのは淋しくて。。。