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結希の部屋


[118] 蜘蛛の糸
詩人:結希 [投票][得票][編集]

切ってしまうのは簡単

紡いで行く方が困難

巣を作るために

一本、一本丁寧に紡いで行く


雨に濡れ

風に吹かれ

時に切れて飛ばされて

再び紡ぐ

光を浴びて輝き

光を捨てて再び0「ゼロ」からスタート


一本道は歩かない

自由を求め

時に自ら風に乗り

着いた所で再び糸を紡ぐ

強く生きようと

必死に糸を紡ぎながら

仲間の死を

胸に刻みながら

一瞬の光のために糸を紡ぐ

切るのは簡単

だからこそ紡ぐ

今日の風を感じながら…

2006/05/13 (Sat)

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