詩人:結希 | [投票][編集] |
大事だから許せなくなる
「仕方ない」と呟く君を
誰かが助けてくれる…なんてことは滅多にないと思うから
助けられることと
助けられないことがある自分に苛立ち隠せずに
全て投げ捨てたように
諦めを抱く君に腹を立てた
苦しんでいるのに…
僕は無力で
何も君のためにはならないのだと気付いた
中途半端に優しくされるのは
苦しみを大きくさせるだけだと…
一人で立ち上がれないことはないと信じてる
君なら出来る
立ち止まらないで?
僕は無力かも知れないけれど遠くから見守ってるから
今立ち上がらなきゃ
君はきっとこのまま天に上ってしまう
君のことは君しか出来ないんだ
冷たいいい方だと思う…
僕がそうだったから
希望と絶望の意味を知った時。
大事だから君を僕から離すよ…