ホーム > 詩人の部屋 > 結希の部屋 > 砂時計

結希の部屋


[70] 砂時計
詩人:結希 [投票][編集]

ほら、見てごらん?

一粒の砂

ただ取り残されたような

甘い時間の欠片

もぅ少し

ねぇ…もぅ少し貴方の傍にいさせてよ


このまま時間が止まってしまえばいい


なんて…バカな私

私ばっか好きみたいで

貴方は知らんぷり

だから好きって言って欲しくて


頑張っちゃうの

自己中でも

遊びでも

そんなこと見えなくて

最後の一粒になった時に感じる魔法


傍にはいられなくても…ぬくもり忘れないよ

2006/03/14 (Tue)

前頁] [結希の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -