詩人:すれちがい | [投票][編集] |
だいぶ距離が空いた
スタートは同じだったのに・・・
途中の坂道が俺にはきつかった
コースも何度か外れた
前の奴らとは違う景色も見た
下りの道で転げ落ち 怪我もした
足を引きずり無理して走った事もあった
痛みに耐えきれず泣いたこともあった
手を振ってくれる人
見離す人
すぐ傍にいる人を見失ったり・・・
背中を押されたり 引っ張られたり
止まったり 走ったり・・・
まだ ゴールまではかなりある・・・
随分と離され 距離は縮まらない・・・
けど 完走したい
這いつくばってでも・・・この先の坂はどう上ろうか先は長い ペースを上げる必要もない ただ真っすぐ 前を見て
俺の道を・・・
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いつからかな
こんな風になったのは
慌ただしく過ぎていく
通りすがる
声が届かない
思いも伝わらない
強くなったのかな
嫌なもの見すぎて
弱くなったのかな
免疫がとれて
慣れてきたのかな
矛盾に
怖くなったのかな
自由が
楽になったのかな
不自由が
忘れたのかな
いたわりを
置いてきたのかな
正義を
多分
物差しが変わったんだろういつからかな
こんな風になったのは・・・
詩人:すれちがい | [投票][編集] |
年をとる事をみんな嫌がる容姿が老けていく
体力も衰えていく
君は気にするけど 悪い事じゃないと思う
みんな年はとっていく
年を重ねていく
経験を重ねていく
喜び苦しみ色んなものを
そして優しさ 強さを身に付けていく
そうじゃないと年をとる値打ちがない
まだ身に付けていく途中
僕も君も
一緒に身に付けていけばいい
まだ若い
一緒に老けていけばいい 何も心配なくても それでいい